『実感以上に引き込まれた』

衝撃的な作品ですが、最初にこの作品を読んだ感想を教えてください。

最初は女子がたくさん出てきて『花の園だなぁ』ってニコニコ読んでいたんですが、読み進めるうちにマジか!ってなりました(笑)。自分が思う以上にどんどん作品に引き込まれて、あっという間に読み終わりました!

二谷美礼を演じてみていかがでしたか?

美礼ちゃんは、学校の中では目立たないけど勉強などとても頑張っている子。裕福ではないけど気高くいる…そんな子に、あんな暗黒の顔があったんだ!って衝撃を受けました。あのギャップはすごいですよね。台本にも書かれてないシーンもあったので、演じてる自分でもビックリ。

現場は女子だらけだったのでは。

はい、まさに。本当に女子校に通っている感覚でした!控え室やお昼の時間もみんなで一緒にいて、踊ったりはしゃいだり(笑)。
挨拶はもちろん『ごきげんよう』でした。そのおかげですんなり世界観にも溶け込めました。
今回は一人一人の独白で進むので物語に入っていきやすいと思います。そのぶん、最後の衝撃が今までにない、まさに“暗黒”!みんなの暗黒面を踏まえて何度見ても楽しめます。

『正面から言うタイプ』

女子って怖いなと思った経験はありますか?

小学生の時にいくつかグループがあって、そこである日いきなり誰かのウワサが出て、ネチネチと…とか。女子だと、どうしてもそういうことってありますよね。
私はそういうのがどうも嫌なので、結構正面から『なんでそういうこと言うの?』と言っちゃうタイプでした。

憧れの女性はいますか?

宮沢りえさんです!お芝居はもちろん、10代でデビュー後、色んなことに挑戦して経験豊富でいらっしゃる。
どんな角度から見ても美しいし、どんな役を演じても自然体。
品のある美しい女性で、とても憧れています。

学生生活で一番の思い出はありますか。

高校入学してすぐ、ランチタイムにみんなで学校近くの公園でお弁当を食べたんです!中々そういうことってできないし、最初にそういうことをしたのがとても印象的でした。まずそこで仲を深められたのが楽しかったですね。とてもほっこりした思い出になっています。

『ずっと笑顔でいられる仕事』

いろんなお仕事の中で、何が一番楽しいですか?

やっぱり映画ですね!この映画が見たい、と思って映画館に来て頂けることも特別感があるなと思います。映画館で上映される2時間のために1〜2ヶ月かけて撮影をすることで、沢山の出会いがありますし。
毎回違う役に出会って、自分との共通点を見つけたり、違うところから色んな考え方を学べることも楽しいです。

ご自分の一番のチャームポイントはどこでしょう?

年代問わず、初対面の方とすぐ打ち解けられることです!
赤ちゃんも大好きだし、おじいちゃんおばあちゃんにもすぐお話ししちゃいます(笑)。全く人見知りがないです!

このお仕事が楽しいのはどんな時ですか。

常に!毎日が楽しいです!
このお仕事って毎日場所も環境も人も違うので、好奇心旺盛な私には一番合ってるんだと思います。ずっと笑っていられる最高のお仕事です。

『等身大の役を沢山演じたい』

今年は出演映画の公開ラッシュですが、ご自身の感触はいかがですか?

去年撮影した作品たちが続々と公開されて、完成披露試写会や初日舞台挨拶で応援してくださる方々と触れ合える機会が増えたことがとても嬉しいんです。
名前を呼んでもらったり、ボードなどを掲げてもらったりするとやっぱり嬉しいですし、沢山の方々に見てもらいたいという気持ちがどんどん溢れてきます。

別の作品で全く違う役で同じキャストの方と会うのはどういう感覚ですか?

安心感があります!
よくご一緒する方だと、違う作品・違う役だけど、気心知れてる仲だから安心できるんです。変な緊張や余計な不安がなく、お芝居に集中できます。
役者として信頼があるし、またその方の色々なお芝居を見られて面白いです。

今後どういう作品や役を演じてみたいですか?

お仕事のことはもちろんですが、4月からは大学生活も始まるので、そこも楽しみ。きちんと両立できたらいいな。
女優としては、もっともっと沢山の監督さんの芝居論を研究していきたいですし、悪いことをする役とか色んな役の幅を広げていきたいです。
あとは、10代で今しかできない等身大の役を出来る間に沢山演じておきたいです。

映画『暗黒女子』 http://ankoku-movie.jp/
ミステリーの一大人気ジャンルとなったイヤミス界に新たな旋風を巻き起こした秋吉理香子の小説が、ついに映画化。
物語が進むにつれて、事件の真相だけでなく、登場人物全員の〈黒い秘密〉も暴かれていく。5つの告発の果て、驚愕のラストへ──美しすぎる彼女たちの抱えた〈まぶしい暗黒〉が解き放たれる時、衝撃と快感が一つになる密室ミステリー!
共演に清水富美加、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナなど。
2017年4月1日(土)全国ロードショー

平祐奈(たいら・ゆうな) プロフィール
1998年、兵庫県出身。2011年映画『奇跡』でデビュー。
今年は『キセキ—あの日のソビト—』『きょうのキラ君』『サクラダリセット』『リライフ』などが公開され、7月1日には『忍びの国』が封切。4月7日から放送の時代劇『立花登青春手控え2』(NHK-BS)にも出演する。

ワンピース¥76,000(税別) アナ スイ/アナ スイ伊勢丹新宿店

スタイリング:川上舞乃
撮影:大村祐里子