山下健二郎 #01『感じたことが答え』

最初に映画『パンとバスと2度目のハツコイ』の脚本を読んだ感想を教えてください。

脚本と一緒に監督の過去作も見せていただいたんですが、どの作品もすごく不思議な世界観で、かつ、何か心に残るものがありました。監督ワールドとでも言うべき独特な世界観が面白くて、素直にこの作品に出たいと思いましたね。
この作品の前に『HIGH&LOW』に出演して、真逆の世界の作品だったので、自分がそこに飛び込みたいなと思ったんです。

今回のたもつ役は、どういう人物ですか?

タモツは、人間臭くて、ピュアでまっすぐで、抜けてるところもあって、お茶目なヤツです。そういう面は、自分と近いものがあります。
たもつを演じるにあたって、めちゃくちゃ共感できる部分と全くわからない部分が真っ二つになりました(笑)。なので役作りはちょっと苦労しましたね。
現場ごとに監督と相談して、たもつという人間を作り上げていきました。

共感できなかった部分とは?

具体的に言うと、別れた奥さんをまだ好きでいる気持ち、僕には全くわかりません!(笑)
結構ひどい目に遭ってるはずで、大嫌いになってもおかしくないのになと。いい人すぎるのか、たもつが自分に言い聞かせているのか、僕にはまだわかりません。でもそこは見た方がそれぞれ感じるところで、それが答えなんじゃないかなと思います。色々考えさせられる作品です。
あと、たもつは、ふみの部屋にもすんなり自然に入れちゃうんですよ。僕自身は「こんなにすんなり入っていいのか?」と戸惑いましたけど、そこはそういう演出だったので。幼馴染パワーもあるのか、たもつの性格なのか…。

※次回は2月14日更新予定です。


映画『パンとバスと2度目のハツコイ』 http://www.pan-bus.com/
昨年乃木坂46を卒業した深川麻衣が映画初出演にして初主演を務め、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして活動する山下健二郎と共演する映画『パンとバスと2度目のハツコイ』が2018年2月17日(土)より全国公開いたします。個性的でありながら共感を生むキャラクター描写と独特の空気感を持つ映像で表現された本作は、恋愛映画の旗手として注目を集める今泉力哉が描く完全オリジナルストーリー。独自の結婚感を持った“恋愛こじらせ女子”の主人公・ふみと、偶然再開した初恋相手・たもつが織りなす、コミカルでちょっと切ない、新しい恋愛群像劇が誕生しました。

山下健二郎 プロフィール
2010年、劇団EXILE JUNCTION#1「NIGHT BALLET」に出演。劇中の振付も担当し、演技とパフォーマンスの両面で高評価を得る。同年9月、三代目 J Soul Brothers にパフォーマーとして加入し、11月「Best Friend’s Girl」でデビュー。
2016年10月、Amazon プライムビデオ連続ドラマ「福家堂本舗 -KYOTO LOVE STORY-」に出演。2017年3月、dTV「Love or Not」にて初主演を果たす。
現在ではパフォーマー以外にも役者としての活動のほか、ラジオやイベントのMCを務めるなど、活動の幅を広げている。

撮影:大村祐里子