『現実と非現実の調合がカギ』
2.5次元舞台ならではの楽しさはありますか?
「現実ではありえない」ことを実際に形にしたときの楽しさは、それ(原作)が非現実的な作品であればあるほど大きいんじゃないでしょうか。なので、現実の生活と作品の非現実をいかに調合するかがカギになると思います。
今回の作品は、設定は非現実的なところもあるけど現実や世界情勢を風刺した内容でもあるので、そこも見ていただきたいです。
原作がある作品は、役作りのアプローチは変わるんでしょうか。
そうですね。見た目を近づけるという基本がまずあります。
さらに、今回は漫画原作なので、コマとコマの間に何があったか?というところも考えながら演じるようにしています。
平野良 後編『オンとオフのスイッチはしっかり』
普段の平野さんはどういう人物ですか?
思ったことそのまんま言うこともあるし、結構普段からこのままですよ。
人からは、気分屋とか、何考えてるかわからないと言われる(笑)。
真面目に考える時と、そうじゃない時のスイッチはハッキリしてます。
休みの日の過ごし方を教えてください。
連休があまりないので、たまの連休は何をしたらいいのか戸惑っちゃいますね。
単発の休みの日は、家のことに追われています。掃除して、洗濯して、スーパーで足りない生活用品を買って…主婦みたいな過ごし方です(笑)。
■平野良 プロフィール
1984年5月20日生まれ。神奈川県出身。1999年テレビドラマ『天国に一番近い男』(TBS)でデビュー。08年ミュージカル『テニスの王子様』に出演、以来、舞台を中心に活躍中。
最近の出演舞台は、『殺意の衝動』(主演)『メサイア』シリーズ『ハンサム落語』シリーズ『BOY BAND』ミュージカル『さよならソルシエ』『レッド・ジャケット』ミュージカル『ふしぎ遊戯』シリーズ『熱闘!!飛龍小学校☆パワード』(主演)『THE BAMBI SHOW~1st STAGE~』など。
毎週日曜7:00~TOKYO MX『ブタイモン』内「ハンサム落語アワー」出演中。
■舞台『インフェルノ』 http://www.clie.asia/inferno/
2016年9月3日(土)~9月11日(日) 東京ドームシティ シアターGロッソ
原作:高殿 円 漫画:RURU (講談社ARIA)/脚本:高殿 円
演出:西森英行(InnocentSPhere)
出演:植田圭輔、平野良/中村龍介、山内圭輔、桑野晃輔、藤原祐規、藤田 玲、唐橋 充 ほか
撮影:大村祐里子