夢は叶うまで程遠い「ばしゃ馬さんとビッグマウス」

この前の大雪もだけれど
昨日の極寒さは、耐え難かった。
こんなに寒いなら、オーロラでも観えたら
この寒さを憎まず済んだのに。

なんて。

吉田恵輔監督が好きだと言いながら
観てなかった
「ばしゃ馬さんとビッグマウス」

脚本家（アマ）の馬淵さんを麻生久美子さん、
同じく脚本家（一本も脚本書いたことがない）天童を関ジャニ∞の安田章大さんが演じる。

脚本スクールでふたりは、出会う。
何本も脚本を書いているアマの脚本家を目指す馬淵に
一本も脚本を書いたことない天童は、

「俺は凄い」
「書いたら新人賞とってしまう」

など、ビッグマウスをはく。

痛い…。

スクールに来た監督の
最新作舞台挨拶付き映画に観に行く馬淵さん。
舞台上でのオフセリフに
「初演技ということでしたが、なにか緊張したことはありましたか？」

『別に。』

名言現る。
ブラックジョークにニヤニヤさせられる。

天童は、何度も脚本を書こうとする、
天童の部屋にはギター、美容師の人が持ってる髪切る練習するマネキンなど置いてある…。

天童…いろんなものに手を出したのだな。。。
答え合わせも出来る。

吉田恵輔監督作品は、
どこか痛い男女の物語が多いように思う。
だけれど、どこか愛らしい。

果たして、
何年もプロを目指してる馬淵さんはいかに…
大口たたく天童は脚本を書けるのか…

《平凡だった君へ》送る
一歩前に背中を押す映画です。

（了）

どろん。

タカハシ
平成元年生まれ。
映画関係者。