アキハバラ「ぼっちゃん」

ここ最近の私といえば、
毎日、睡魔との戦いになってきた。
ドラえもんの、のび太くんのように
布団に入ると数秒で寝てしまう。
3月になればゆっくりになる。
最新作の映画を毎週観てやる!!!
と心に決めている。

レンタルビデオ屋に行き、
なんとなく借りた映画。
「ぼっちゃん」

惹かれたのは、
「秋葉原無差別殺傷事件に挑む」
の文字だった
事件が起きる前の加害者の話だった
映画での加害者は、とても心が綺麗だったようだった。

主演 梶役を水澤紳吾が演ずる。
梶が秋葉原で歩いている姿からはじまり、
車で秋葉原にいるところでおわる。

なにか欠陥というか
個性があふれるひとたちが働けれるような会社で働く。

「昔、ボーイだった」
のようなことをいう岡田(淵上泰史)は、
女の人を傷つけて、時には殺してしまうこともあった。

岡田の彼女?ユリを
梶と同僚の田中(宇野祥平)は、好きになる。

欠陥でも
ブサイクでも
それでもいいですか?

友だちじゃないと言ったときもあるけれど
梶さんは、田中を友だちだと思っていた。
だけれど、ユリは田中を選んだ。

好きな人と性行為も出来ない。
好きな人をとられた。
友だちも同時に裏切られた。
それでは、どうしたらいいのでしょう。

ひとりの人生に物語あり。

殺人をおこすのにキッカケは
ひとつのときもあるだろうし
積み重ねがあるだろうと思う。

なんだか、切なくなった。
それとともに
優しい気持ちにもなった。

「ぼっちゃん」
人に優しく。をまわりまわって感じて欲しいな

と思う作品でございました。

どろん。

タカハシ
平成元年生まれ。
映画関係者。