古き良きこのノリ『華子さんとメリーさん』

常日頃、オタク女性としての自分をなるべく隠したくて必死で普通の女性っぽく振舞おうとそれなりに頑張っているのですが、中々うまくいきません。
特に興奮したときには顕著に表れる、あのオタク特有のテンション!
嗚呼。
めちゃくちゃへこみますよね。

早口。擬音を具体的に声に出す。セルフ突っ込みをする。女を出してると思われたくないので面白キャラを演じる。
ううッ!辛い!

そんな方はきっとこの漫画がお気に召すはず!

夢野翼/フロンティアワークス
『華子さんとメリーさん』

漫画を描く気は満々だが一向に書く気配がない華子さんと、そのおしりをたたきまくるメリーさん。
さらに口裂け女の幸子さんやこっくりさんなんかも登場します。
彼女らが都市伝説の方々というのは話の大筋にはそこまで関係ないのですが、クスリと笑える小ネタは出てきます。

この漫画がとても最高なのは、彼女たちのテンションではないでしょうか。
おふざけのトーンがとても良い。
いい意味で昭和っぽい。
これなんですよ。Twitterでいくら荒ぶろうとも、実生活でそこまで『!』をつけるほどのテンションを維持できないし、セルフ突っ込みもしない。
他にも色々あるんですが、このニュアンスを伝えきる語彙力がないばかりに今かなりもどかしいので、とにかく読んでいただきたい!
ここで数話読めます

ちなみに自分で言うのもなんですが、私、この華子さんにめちゃ近い自信があります。
まさに、恥ずか死。


こんな放課後楽しすぎると思うんですけど。

やまなか(仮)
貯蓄もないのに漫画をジャケ買いしては一喜一憂しているどうしようもない人間。
狭く浅く生きています。