『映像として一つの素敵な作品に』
ドラマや映画、CMに見ない日はないですね!
ありがたいことに、街で声をかけていただくこともあります。客観的に自分がどのくらい出ているかって難しいですね…自分では全く実感がないんです(笑)。
今回はお兄さん役で、普段は末っ子ですがお兄さんはどうでしたか?
今回は特に弟も妹も年齢が小さい子たちのお兄さんだったので、兄としての責任はもちろん、接し方や兄らしく頼もしく見せるように意識しました。
僕自身はバリバリの末っ子です。
役作りの時に大切にしていることはありますか。
僕は原作がある作品を演じる機会が多いんですね。勿論その時は原作をきちんと読みます。でも、あまり意識しすぎないようにもしています。原作を大切にするのは当然として、映像化は映像化の作品として、素敵なものになったらいいなと思っています。
『色んな場所で刺激を受けたい』
志尊淳さん自身はどういう性格なんでしょう?
このお仕事をさせていただいて、貪欲になりました。自分自身を見つめる時間が増えた分、意志が強くなったかな。
顔色を伺うことで人見知りしちゃうこともありますが、心を開いてくれる方にはバーンと突撃しちゃいますね(笑)。
ご自身の一番の長所はどこでしょうか?
自分で言いづらいですが、ストイックなところ。突き詰めすぎてやりすぎちゃうことも多いです(笑)。
器用に見られがちですが、全然不器用なんです。その分、自分の意思や「こうなりたい」という欲は強いですね。
今後挑戦してみたい仕事は?
どんなお仕事も貪欲に取り組みたい気持ちはありますが、中でも、海外に行ってみたいです!
仕事じゃないといけないような場所とか、色んな場所で刺激を受けたいな。
■志尊淳 プロフィール
1995年3月5日生まれ。東京都出身。
主な出演作はCX「きみはペット」NTV「そして、誰もいなくなった」CX「5時から9時まえ~私に恋したお坊さん~」TBS「表参道高校合唱部!」CX「あの日みた花の名前を僕たちはまだ知らない」等。映画では「先輩と彼女」「サバイバル・ファミリー」(17年2月公開)等。
■映画『疾風ロンド』 http://www.shippu-rondo-movie.jp/
日本を代表する人気作家・東野圭吾の同名小説「疾風ロンド」が、ついに映画化。
主人公の医科学研究所員・栗林を演じるのは、映画『テルマエ・ロマエ』(12年)の阿部 寛。そして、栗林の捜索をサポートするスキー場のパトロール隊員・根津役に関ジャニ∞の大倉忠義、根津と共に捜索に協力するスノーボードクロス選手・千晶役に大島優子。
志尊淳は、スキー場の喫茶・食事処「カッコウ」の手伝いをする大学生役で、かつて国体にも出場したスキーヤーだった高野誠也を演じる。
広大な白銀の世界を舞台に、疾風のように駆け抜けるスピード感と、二転三転する予測不能のノンストップサスペンスをお楽しみに!
2016年11月26日(土)、全国ロードーショー
撮影:大村祐里子