『部屋で話し込んだり』
同じ役の幼少期を演じる時にはどういったことを意識しますか。
その方の作品や素顔を研究して、なるべく近づけるように気をつけます。
今回、事前に吉田栄作さんにお会いすることはできなかったんですけど、試写会の後に色々とアドバイスを頂くことができました。
今まで一番印象に残った現場はどういうものでしたか。
とある作品で、監督から『監督も僕自身も納得できるシーンを撮ろう』と言っていただいたことです。
お芝居をこうしてほしい、というのではなく、今の芝居で変えたいところはある?という演出で、とても勉強になりました。
地方ロケで楽しみなことはなんですか?
やっぱり、その土地の美味しいものを食べさせてもらえることですね!
また、ホテルで同じ年くらいのキャストと部屋で話し込んだりとかも楽しいです。
『的確に演じられるように』
高校生の間に経験しておきたいことはありますか?
学園ドラマに出たいです!
単純に楽しそうですし、現役のうちに、その現役のリアルな高校生活を見せられたらな、と思ったりします。
お芝居をする上で意識することはありますか?
いつも、台本をもらったらその中からどれくらい役に直結するヒントを探せるかを考えます。
あとは周りの友達で近そうな人を観察したりします。
これからどういう俳優になりたいですか。
小栗旬さんに憧れているんです。小栗さんはどんな役でも説得力のある演技をされるので、自分もそんな俳優になりたい。
今は自分に近いイメージの役が多いんですが、将来的にはそうじゃない役も的確に演じていけるようになりたいです。
■遠藤健慎
2000年11月24日生まれ。静岡県出身。2009年より芸能活動をスタートし、2014年に公開された映画『ホットロード』(監督:三木孝浩)では主人公の弟・春山強役を演じ話題となった。その他、NHK『ひとつ星の恋~天才漫才師 横山やすしと妻』など、映画・ドラマ・CM・MVなど数々の作品に携わる。昨年、初の主演を務めた映画『がらくた』(監督:名倉良祐)が公開。
2017年には3月25日『グッバイエレジー』(監督:三村順一)の公開、またショートフィルム(主演)が控えている。
■映画『グッバイエレジー』 http://www.goodbyeelegy.com/
友の死をきっかけに北九州に数十年ぶりに帰ってきた主人公が、懐かしい街並みや友の足跡をたどりながら人生を見つめ直す物語。誰しもが心に抱く「故郷」を思い起こさせ、人生半ばを過ぎてもなお「生き直す」勇気を与えてくれる、切なくも優しい感動作。
3月25日(土)より、有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー
出演:大杉漣、石野真子、藤吉久美子、吉田栄作 中村有志、仁科亜季子、大和田獏、森田順平、森永悠希、遠藤健慎、飛葉大樹、佐々木すみ江
監督・脚本:三村順一
撮影:大村祐里子