『極端なキャラクター』

今放送中のドラマでは小悪魔キャラで、公開中の映画ではヤンキー。振り幅大きいですね!

そうですね。私自身はどちらでもないので、極端な2つのキャラクターは演じていてそれぞれ難しさがありました。

普段はあんまり福岡弁は出ないですか?

普段から福岡弁です。
でもお仕事だと基本的に敬語なので、それで出てないのかもしれませんね。福岡弁は語尾が特徴的なので。
映画『デメキン』ではその方言プラス、強い言葉を使っています。

『悔しささえ楽しい』

女優を目指したきっかけを教えてください。

福岡のモデル事務所時代にCMのお仕事をさせてもらっていた時、CMの中でお芝居をする機会が何度かあって『もっとお芝居をしたい!』という気持ちが膨らんでいきました。
お芝居をしている時は何をやっていても楽しいです。台本もらった時や上手くいったときはもちろん、上手くいかなかったときでさえ、その悔しさが楽しいです。

これまでで印象に残っているアドバイスはありますか。

『度胸がある』と言われたことですね。そのことがいつも自分を勇気づけてくれます。
不安になった時もこの言葉を思い出すと、自然と自信に繋がって、弱気にならずに向かっていけるんです。

これからの目標を教えてください。

いただいた役にもっと近づけるように頑張りたいです。
今までは台本をもらうこと自体が夢だったので、それが少しずつ叶ってきた今は、その役を精一杯演じていきたいです。

■今田美桜
1997年3月5日生まれ、20歳。16歳のときに地元の福岡でスカウトされる。
2016年、現在の事務所の社長にスカウトされ上京。福岡で1番可愛い子と話題になる。
今年は2本以上の映画と2クール連続でドラマ出演。

■ドラマ『民衆の敵』
フジテレビ系月曜21時~OA中。篠原涼子が扮する新米女性市議佐藤智子の奮闘を描く政治ドラマ。今田美桜はデリヘル嬢の莉子役で出演中。

撮影:大村祐里子