うちの父は、前に母に言った
「不必要な職は、ない」
と。
きっかけは、母が水商売(キャバクラやホステス)を卑下したからだった。
父は、ホステスに行ってるだろうと疑っていたものが確実になった瞬間でもあったけれど
まあ、それで父が癒されるならいいかとも思えた。
「彼女の人生は間違いじゃない」
の主人公は、デリヘル嬢だ。
本職がデリヘルではない。
福島県から東京に高速バスに乗り、
トイレでデリヘル嬢の為のセッティングをする
隣には、同じように出稼ぎのような…
水商売をしに来ている子がいつもいる
お金がないわけではないだろうと思う
だけれど、農業は汚染され出来なくなり
父は亡くなった母をひきづっている
リアルなのかもしれない
何年たっても、愛した人をいきなり亡くすと
心にポカンと穴が空いて
それを埋めるのが
パチンコだったり
デリヘルだったりするのかもしれない
デリヘルって相当そういう行為が好きなのか
それとも自分を一瞬でも求めてくれる要素があるのかもしれないから
3.11が2011年に起きてから
6年が経つ
“もう6年”と感じるのか
“まだ6年”と感じるのか
“6年”ただそれだけなのか
感じ方は様々だけれど
被害者たちの現状の片隅をみたように思う。
廣木隆一監督は、
キラキラきゅんきゅん映画も撮るが
「ヴァイブレータ」や「さよなら歌舞伎町」など
心が揺れる映画も多くある
「彼女の人生は間違いじゃない」
ぜひご覧あれ
どろん。
タカハシ
平成元年生まれ。
映画関係者。
平成元年生まれ。
映画関係者。
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