自分の部屋は最高『吾輩の部屋である』

出不精です。
今日は家から一歩も出たくない!という日が多々あります。
それでも仕事は行くし、用があったら出かけますが、それでも家に帰りたい。

この漫画は部屋への愛がテーマ、というわけでは全くありませんが、主人公と部屋しか出てこない客観的な部屋偏愛漫画です。

田岡りき/小学館
『吾輩の部屋である』

主人公と部屋しか出てこない、ということを信じてもらえないかもしれませんが、本当です。
とはいえ主人公が持っているのはスマホで、メールも電話もしますし、その相手は存在しているはず。
(ここまで書いて相手がエアーだったらどうしようと思ったけどそうなったら極上のホラー漫画の出来上がりですね…)

主人公はどうやら理系の大学生で、その論理的思考を自分の部屋にかなり妙な角度で持ち込んでは、色々と格闘しています。
すぐ落ちる吸盤。
めくれるカーペット。
賞味期限の危うい牛乳。

家具が彼に語りかけてくる(ように感じている)という描写がありますが、すわ病気!という訳ではなく、あくまでも健全。
健康的な独り言の別視点のようなものです。

現在2巻まで出てまして、まあ本当に主人公以外の生き物が全く映らないのですが、これはこのままずっと続くのでしょうか。
それはそれで面白い試み、見届けたくなります。

暑くなってきましたし、部屋から出たくない日にダラダラと読むにはうってつけの作品です。
アイス片手に是非。


一日中この景色を眺めていられる日もありますよね。

やまなか(仮)
貯蓄もないのに漫画をジャケ買いしては一喜一憂しているどうしようもない人間。
狭く浅く生きています。