生命の神秘もクライアント次第『天地創造デザイン部』

何とかの夜明けとかニッポンの何とかとか、そういうのを見てグッとくるようになると、ああ自分も歳をとったなあなんて思います。
昔はただただ作られた何かを延々見てられたのに、そういう裏側のほうが燃えるようになっていたりして。
今回は、なんと、天地創造の裏側です!


『天地創造デザイン部』

神様から受託され、色んな生き物たちをデザインする会社の皆様のお話。

Twitterで数コマ見かけて、その数コマで大好きになっちゃって、単行本化を今か今かと待ち焦がれていました。
やっと発売されました!わーい!

確かに、生き物って、不思議しかないですよね。
シマウマとか…なんであんな柄なんだろうとか…キリンなんてベロ紫だし…
神様が適当に作ったというより、この作品みたいに、誰かが唸ってひねり出した案だったらちょっと面白い。
最初の案がそのまま通ることもあれば、改良して別の生き物(動物→昆虫とか)に変換?したら採用されることもあるし、採用されたものを改良することもできる。
なんだかとっても楽しそうすぎる!
そしてそれに巻き込まれるエンジニア部。
2017年になっても色んな縮図はそのままだ!安心!

1話ごとに動物図鑑がついてきて、正しい知識を得られます。
新しい学習漫画の形!?(講談社ですが)
奥付前の参考文献の数がすごいですよ。これを読むだけで軽く動物園に行った気持ちになります。
おでかけするのも憚られるほど寒い日に是非!


今は亡き5年前の愛犬。

やまなか(仮)
貯蓄もないのに漫画をジャケ買いしては一喜一憂しているどうしようもない人間。
狭く浅く生きています。