『いつもいい顔でいたい』

前回(2015年10月)出演いただいて、2回目です。あれからいかがですか?

いろんな方が掲載されているのを見ながら、自分のページまで遡ったんですが、自分の顔が結構違うなあと思いました!
自分では、この1年はそんなに変化がないと思っていたんですが、やっぱりちょっとずつ変わっていくんですね。
“二十歳までは親からもらった顔”と言われますが、そこからまた違う段階に入ったんだなって。
日々のことをきちんとして、いつもいい顔でいたいです。

環境は変わりましたか?

大河ドラマに出させていただいてから、お手紙を頂く方の年齢層が広がりました。
今までは同世代や少し歳下の同性からの応援が多かったのですが、年齢層が上の方や男性からもいただけるようになりました。
沢山の方に応援していただいてるという実感がどんどん増して、日々の糧になっています。

現在の自分はかつての理想と比べてどうですか?

昔の、お芝居がただただ楽しかった自分から叱られないようなお芝居がしたいと、いつも気をつけています。昔のレッスンの時のノートも未だに見返します。
私含め、同世代の俳優さんたちが黄金世代というようなことをよく言われます。周りがいる分、切磋琢磨していける環境がありがたいです。
自分一人のことしか見えていなかった高校時代には想像もできなかった、世代みんな・横の軸というものを意識できるようになってきました。

『シミュレーションは欠かせない』

意識の上で変わったことはありますか。

大河ドラマの撮影現場で、主演の堺雅人さんを始めキャストの皆様の立ち居振る舞いが素晴らしくて、衝撃を受けました。
みんなが一つの作品を作るチームで、目標に向かって一丸となれる素敵な現場でした。
個人的には、ありがたいことにお仕事を頂けるようになって先が見えない不安というのは薄れたんですが、その分期待に応えなければいけないというプレッシャーはあります。

最近、何かに影響を受けたことはありますか?

影響を受けやすいタイプなので、いっぱいあります!
ちょっとしたことだと、最近パンデミック系の漫画を読んだ影響で、人混みでは緊張します。隣の人が急にゾンビになったら…とか、後ろの人が暴れ出したら…とか。どうやってその場から脱出するかシミュレーションは欠かせません!(笑)

マイブームはなんですか?

やっぱりずーっと漫画ですね!最近は電子書籍にまで手を広げ始めたので、いくらでも読めちゃうんです。無限に本を持ち歩けるし、ちょっと空いた時間にサクサク読めちゃうし…すごいです。

『自分が選ばれた意義』

舞台『陥没』への意気込みを教えてください。

とってもワクワクしてるんです!今回は群像劇で、かつご一緒したかった方々が大集合なので、とても嬉しいのと同時に、足を引っ張らないように頑張りたいです。
色んなものを吸収して、自分がそこにキャスティングされた意義を少しでも出せたらと思います。

舞台というお仕事への印象は。

お金を払っていただいて、引き換えにお芝居を生で見てもらうという昔からのスタイルを続けていることは凄いことだと感じますし、自分もお金を払ってでも観たいと思っていただけるようになっていきたいと思います。
初めての舞台の時はやっと俳優として認められた気がして、職業としてきちんと俳優のスタートラインに立てたんだと感じ、本当に嬉しかったです。

自分への課題はありますか?

臨機応変なお芝居ができるようにしたいですね!
舞台上のことはもちろん、舞台の外のお客さんのリアクションを見ながらお芝居を変えたいです。

『飾らない自分に戻ってみる』

何もない日はどう過ごしていますか?

まずはぐっすり寝ちゃいますね。自分でも心配になるくらい(笑)。ゆっくり寝て、起きて、ドラマや映画を見て、漫画を見て…基本的にはインドアです。
でも、何日かお休みいただけたら、計画を立てて遠出します。そういう時は朝一の電車で出かけたりします。

悩んだ時の対処法を教えてください。

まずは、漫画や本を読みます。何かを読んでいる時って悩んでいることを忘れられるし、素の自分に戻ると思うんですね。そうすることで気持ちをリセットして、溜っていたモヤモヤを抜きます。それでもダメなら、お友達に会って話したり遊ぶのが一番ですね。
行き詰ったら、まず飾らない普段の自分に戻ってみることが大切なのかなと思います。

インタビューするとしたら、どんなことを聞きたいですか?

『映画、ドラマ、舞台、どれが一番楽しいですか?』と、『オススメの映画を教えてください。』です!

松岡茉優 プロフィール
1995年2月16日、東京都生まれ。
2008年テレビ東京『おはスタ』でおはガールとして本格的デビュー。
2012年映画『桐島、部活やめるってよ』、2013年NHK連続テレビ小説『あまちゃん』などで注目される。
2016年映画『猫なんかよんでもこない。』、『ちはやふる』において第8回TAMA映画賞で最優秀新進女優賞、第40回山路ふみ子映画賞で新人女優賞を受賞。


舞台『陥没』
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:井上芳雄、小池栄子、瀬戸康史、松岡茉優、山西惇、犬山イヌコ、山内圭哉、近藤公園、趣里、緒川たまき、山崎一、高橋惠子、生瀬勝久
東京:2017年2/4~26 Bunkamuraシアターコクーン
大阪:2017年3/3~6 森ノ宮ピロティホール
【お問い合わせ】
Bunkamura:03-3477-3244(10:00~19:00) http://www.bunkamura.co.jp
キューブ:03-5485-2252(平日12:00~18:00) http://www.cubeinc.co.jp

ヘアメイク:宮本愛
スタイリスト:松居瑠里
撮影:大村祐里子