これはいい不謹慎『バイオレンスアクション』

暴力は好きですか?
私は嫌いです。まああんまり好きな人はいないでしょうけど。というか大きい声で好きとは言いづらいものですよね。
でも、圧倒的な暴力を圧倒的なエンターテイメントに仕上げられると、それは熱狂に変ってしまいがち。


『バイオレンスアクション』

あらすじ:専門学生のかわいい女の子が(多分)悪い人たちを殺しまくる。

なんとなくジャケ買いで1巻を発売日に買って読んだら最高な感じで、あれよあれよと重版、2巻もサクサク発売されて、とにかく最高。
ストーリーのテンポも現実と同じくサクサクポンポン進みます。

主人公の女の子が超強くて、本当に強くて、世界で一番強いのかなという感じです。こういうのって“強すぎて結果(敵う)敵がいない”っていうのが一番楽しいですもんね。完全にフィクションで素直に楽しめる。
下手に相手と互角気味だったり成長譚みたいなのだったりすると暴力が現実味と一緒に顔を出す。そういうことじゃない。現実は帰ってよし。
まあ殺し屋がうじゃうじゃいる世界が舞台なので、みんな基本的に平気で人殺しますしみんな超強いし(ただし主人公が異常に強い)ネジが飛んでる人たちばかり出てくるんですけど、読み続けててふと気づくと主人公が一番ヤバイんですよね。主人公だし見た目が可愛いしそんな風に描かれてないから忘れちゃうんですけど、急に気づく瞬間がある。その瞬間が最高に楽しい!

基本的に単行本派なので気づかなかったのですが、なんと今無料で最新話(2巻の続き)がこちらで読めます!ありがたや!
1、2話も読めますので、是非この笑っちゃう暴力の世界に飛び込んでみては!

1巻も面白いけど2巻はもっと面白い!
だからこそ今のうちに2冊サクッと読んでいただきたいです。是非。


映画『キングスマン』が好きな人は好きなはずです。(花火の写真がなかった…)

やまなか(仮)
貯蓄もないのに漫画をジャケ買いしては一喜一憂しているどうしようもない人間。
狭く浅く生きています。